赤血球が増えすぎる多血症・顆粒球減少症・伝染性単核症の症状

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造血細胞が増殖するホルモンの分泌が増加する多血症

造血細胞が増殖するホルモンの分泌が増加する多血症

 

受診科

内科

 

原因

多血症は貧血とは逆に赤血球が増えすぎるものです。
原因はわかっていませんが、赤血球が増えすぎるのは、骨髄の造血細胞が腫瘍のように増殖する場合と、造血を調整するホルモンの分泌が増加することで起こる場合があります。

 

ホルモン分泌が増加するのは、身体に酸素が不足するときや、腫瘍の発生などによります。

 

症状

顔の皮膚が赤くなってかゆくなり、目が充血し、頭痛、めまい、耳鳴りや脾臓の腫れがおこります。また、血液が濃くなって、脳血栓や心筋梗塞、脳出血などの合併症をおこすこともあります。

 

治療

造血細胞が増加した場合は、血液を抜き取ったり、薬物療法を行います。
ホルモン分泌過剰の場合は、その原因となる病気の治療をします。

 

飲んでいる薬剤の過剰反応による顆粒球減少症

原因

白血球の一種の顆粒球が急に減少するもので、感染症にかかりやすくなります。
ひどい場合は、肺炎や敗血症などの二次感染を引き起こすこともあります。

 

原因として多いのは、飲んでいる薬剤の過剰反応です。
薬剤としては、抗生物質、抗ヒスタミン剤、抗甲状腺剤、解熱消炎鎮痛剤などです。

 

症状

原因となる薬剤を使用すると、数日で全身倦怠感が現れて高熱がでます。
口の中や喉が強く痛み、リンパ節が腫れたり、消化器粘膜に潰瘍が発生すると、
嘔吐や腹痛が現れます。

 

治療

原因となっている薬剤の使用をやめます。
副腎皮質ホルモン剤や葉酸剤を使用したり、輸血する場合もあります。
二次感染には抗生物質などを投与し、顆粒球コロニー刺激因子(GICSF)が有効です。

 

EBウィルスという感染症が原因の伝染性単核症

原因

伝染性単核症は、全身のリンパ節が腫れます。EBウィルスという感染症の原因で、ほとんどは経口感染です。成人では8割程度に免疫があるので感染しても発症しません。

 

症状

感染後、約一か月以上の潜伏期間を経て全身倦怠感や食欲不振がおこり、
発熱、筋肉痛、風邪のような悪寒が現れます。
そして、症状が現れ始めてから、1週間ほどで首などのリンパ節が腫れはじめ、
肝臓や脾臓の腫れも起こり、全身に発疹なども現れます。

 

治療

安静にして対症療法を行い、症状がひどければ副腎皮質ホルモン剤を使用します。
それほど心配のある病気ではなく、ふつうは1〜2か月で治ります。

 


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