アレルギー・免疫・膠原病の症状と治療法|知っておき隊

アレルギー・免疫・膠原病

身体は外から入ってきた細菌や毒素を排出するために抗体を作ることを免疫ができたと言います。この免疫反応が過剰に反応してしまうのがアレルギーです。アレルギーを起こさないために免疫制御機構が存在するのですが、そこに異常を起こす病気が膠原病というものです。

アレルギー・免疫・膠原病

アレルギー・免疫・膠原病

 

人は一度、はしかにかかると、もう、はしかにはかかりません。
それは免疫ができるからです。
免疫の中心は白血球ですが、抗体が抗原の働きを失わせたり、細菌を破壊したり、
食べてしまったりと免疫反応は様々です。

 

アレルギー反応

この免疫反応が過剰になる場合があり、それがアレルギーです。
抗原が体内に入ってきて抗体と結びついたときに、身体に反応をおこします。
例えば、花粉症で、花粉が鼻から入ってきてクシャミが起きるものから
抗原と抗体が戦い、ショック死を起こす場合があります。

 

自己免疫反応

免疫機構が正常に反応するためには、識別を正確にしなければいけません。
免疫機構が正しく働いてこそ、自己に不都合な免疫反応を起こさなくなります。
このために、身体には免疫制御機構といわれるメカニズムが存在するのです。

 

何かの原因で、免疫制御機構に障害が起きると、身体は間違って異物と認識して抗体を作ります。

 

膠原病とは

免疫制御機構に異常が起きて自己免疫疾患となり、自分の組織に対して、
抗体がつくられてしまうのが膠原病です。
人間の骨や器官をつなぐ結合組織が膠原繊維(コラーゲン線維)というもので、
この膠原繊維が変質してフィプリノイド変性と呼ばれるものになるのが膠原病なのです。

 

膠原病は様々な組織や臓器に病気を発症させる

代表的な膠原病の病気として、慢性関節リウマチ、強皮症、結節性動脈炎、皮膚筋炎、リウマチ熱の疾患です。膠原病は臓器と関係ないのですが、結合組織の血管が炎症を起こすことで、膠原病は様々な組織や臓器に病気を発症させます。


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