呼吸機能検査と脳波検査・RI核医学で判明する病気

呼吸と脳波検査・RI核医学

呼吸機能検査は、息を吸って吐き出したときの呼気量を測定し肺活量などを検査します。脳は微量な電流を出し続けており、これが脳波で、この脳波を波形として記録するのが脳波検査です。RI検査は、RIを注射し、放射線物質が臓器に集まってきた様子を撮影するものです。

生体検査

呼吸機能検査

呼吸機能検査

呼吸機能検査は、息を吸って吐き出したときの呼気量を測定し肺活量などを検査します。検査はスパイロメーターという装置を使います。

 

判明する病気

肺結核、肺線維症、気管支喘息、肺気腫

 

十分、呼吸しないと、検査結果は正確にはでません。
検査時は医師の指示に従い、思いっきり息を吐きだします。

 

脳波検査

脳波検査

脳は、人間が感知できない微量な電流を出し続けており、これが脳波で、この脳波を波形として記録するのが脳波検査です。

 

脳の病気にかかると、特有の波形を示すため、脳疾患の有無を診断するときには脳波検査が行われます。頭皮に十数個の電極を取り付けて記録する表面脳波検査が一般的です。

 

判明する病気

てんかん、脳腫瘍、脳血管障害

 

検査には時間がかかるので、事前にトイレなどは済ませておきます。
また、検査前に洗髪をして、頭皮の電気抵抗を少なくします。

 

RI(核医学)検査

RI(核医学)検査

RI検査は、RI(放射線同位元素)を注射し、放射線物質が臓器に集まってきた様子を撮影するものです。

 

ある特定の臓器に放射性同位元素が異常に多く集まったり、逆に集まらなかったりすることから病気を診断します。放射性物質を使うので、RI検査室という部屋で検査が行われます。

 

判明する病気

甲状腺腫瘍、肝黒変、肝がん

 

妊娠中や、妊娠の可能性がある人は医師に申し出る必要があります。

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