便潜血反応検査と虫卵で判明する病気

便潜血反応検査と虫卵

便潜血反応検査は、便の中に血液が混じっているかどうかを調べ、虫卵は寄生虫に感染しているかどうかを調べます。

便の検査

便潜血反応検査

便潜血反応検査

便潜血反応検査は、便の中に血液が混じっているかどうかを調べ、消化管の出血の有無を判定で人間ドックでも必ず行われます。

 

便潜血反応検査は試験紙を使い、色の変化がなければ陰性で正常で、青色に変化すれば、陽性で病気の可能性があります。

 

判明する病気

食道がん、胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍、大腸がん、潰瘍性大腸炎、白血病

 

便潜血反応検査は食事の影響を受けることもあり、検査前に肉類、魚類、卵黄、海藻、ほうれん草、ピーマンなどの摂りすぎで、出血がないのに、陽性反応が出ることがあるため、4日前くらいから、これらの食品は控えめにします。

 

虫卵

虫卵

虫卵は寄生虫に感染しているかどうかを調べます。

 

検便によって便中の虫卵の有無を調べ、早期発見の場合は駆除剤で治療します。陰性なら正常で、陽性なら寄生虫に感染している可能性が大きいです。

 

判明する病気

ぎょう虫症、回虫症、東洋毛様線虫症、条虫症

 

衛生管理が向上したことによって、国内での寄生虫の感染は減りましたが、海外旅行先で感染したり、生野菜に寄生虫の卵が付着していることもあります。

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